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健康増進

快適に動ける体づくりのためのリュックとの付き合い方

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

たまに便利な大きめのリュックサックを使う機会があります。介護現場で車いすを押すときや、荷物が多い日、旅行などにはとても重宝します。
でも、便利なリュックにも落とし穴があるのです。

腰痛の原因は、リュックの使い方だった!
実は以前、大きなリュックを使っていた頃に腰痛を経験したことがあります。
その時の私は、背中の筋肉が凝っているのを感じていながら、ストレッチやケアを怠っていました。もともと腰が反りやすい姿勢に加えて、リュックの重さがさらに腰を反らせることになり、気づけば腰椎への負担が大きくなっていたのです。
日々のちょっとした疲労が積み重なり、ついには腰痛として現れてしまいました。

リュックで腰に負担をかけないポイント3つ
では、腰にやさしくリュックを使うにはどうすればよいのでしょうか?
以下のポイントを意識してみてください。

① 紐は短め、体にフィットさせる
リュックの紐が長いと、重さが腰に集中しがちです。紐を調整し、リュックを背中にしっかり密着させることで負担を軽減できます。

② 重さは「ちょっと重い」と感じたら分散を
荷物が多いときは、小分けにして持つのもひとつの工夫です。左右のバランスも考えて負担を均等にしましょう。

③ 姿勢はお腹に軽く力を入れて
反り腰を防ぐためには、腹筋を軽く使いながら姿勢を意識することが大切です。意識を変えるだけでも、体の負担は変わってきます。

小さなリュックでも油断せずに!
おしゃれ重視の小さめリュックでも、姿勢や紐の調整は重要です。見た目だけでなく、使い心地にも目を向けてみましょう。

リュックの使い方で未来の体が変わる
毎日のちょっとした心がけが、未来の快適に動ける体につながります。
リュックを便利に、そして体に優しく使って、日々をもっと心地よく過ごしましょう。
電車やバスの中では、前に抱えるなど周囲への配慮もお忘れなく。

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。