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健康増進

冷房病の対策

快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。

前回は、冷房病についてお伝えしましたが、冷房で冷えるという方が意外と多くいらっしゃいました。
体は熱いのに足先が冷えたり、だるさを感じたりされるようです。
今回は、冷房による冷えの対策をいくつかお伝えします。

服装
特にデスクワークなど動きが少ない場合は、カーディガンやスカーフなど風が直接肌に当たらないようにする。
薄手の腹巻もよいということです。
冬場に大活躍しますが、冷えから胃腸の障害を起こす事もあるので腹部をあたためるのに夏でも活躍しそうです。
また腰も冷えやすいので、腹巻をすることで血流を促し、腰痛予防にもつながります。
足先は、汗をかくと冷えることもあるので5本指ソックスを履いたり、また膝から下や足首などにレッグウォーマーもよいでしょう。

食事
体を温めるものを食べる。しょうが・ネギ・にんにく・玉ねぎ・かぼちゃなど。コショウやとうがらしなどの香辛料も体を温めます。
食欲がないと冷たいものを食べがちですが、胃腸を冷やすので気をつけましょう。
食事を抜くとカロリー不足で体が冷えてきます。ビタミン不足から疲れやだるさが増す場合もあります。
ミントティーは、食欲増進や、胃や腸の消化、働きを高める作用などの効果があるといわれています。
糖分がたくさん入っている飲み物は、糖分代謝で使われるビタミンB1が不足しがちになるのでほどほどに。

運動
冷えを感じるときは、動くのが1番です。立って軽く屈伸をしたり、歩いたりします。オフィスでできない時は、足首を曲げ伸ばし、また回すなど。脚を動かすと筋肉が収縮し、ポンプの役目をするので血液を心臓へ送り返そうとします。
少しでも血流がよくなります。

その他
シャワーだけで済まさず、湯船につかるのもおすすめです。
体があたたまるのと、水圧もかかるため、血液を心臓へ送り返す働きもあります。

暑い場所やよく冷えている場所に対し、体はよく対応しているなと感じます。でもなんとなく、体の調子がイマイチと思う場合は、上記の事も見直してみるのもよいかと思います。(でも本当に調子が良くないときは受診してください)

参考
https://arakihp.jp/

ABOUT ME
平田 智子
気がつけば、運動指導が30年以上続いており、自分でもびっくり。その間に怪我も体験し、健康のありがたさを実感しました。水中、陸上の両方で「いつまでも快適に動ける体を!」をモットーに、体づくりをサポートさせていただいています。