快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
お客様に「体のどこが気になりますか」とたずねたら、1番声が多く上がるのが、お腹のことです。「このお腹をなんとかしたい」「このお腹のお肉をとりのぞきたい」など。
「でも食べ物が美味しくてね…。食べてしまうの」と。そのお気持ちよくわかります。今回は、そのお腹のお肉についてお伝えします。
食べられる事、美味しいと思える事は、とても幸せです。しかし、その先にもれなくついてくるお腹のお肉。
このお腹をひきしめるのは、やはり腹筋運動です。しかし、お腹についたムダなお肉、いわゆる脂肪は、腹筋運動だけでは落とすことができません。
例えば、脚の筋肉を鍛えたい場合は、脚部を重点的に動かしてトレーニングしないといけません。腕のトレーニングをしても、脚の筋肉は強くなりません。(トレーニングの意識性の原則)
鍛えたい部分を動かすことが大切です。
お腹をひきしめたいのであれば、腹部のトレーニングが必要です。
脂肪はというと、脂肪を減らすには部分的な運動ではなく、全身運動(有酸素運動)を行う事が必要です。
ウォーキングやエアロビックダンス、こちらのスタッフの新城さんが得意とするステップエクササイズなど。
お腹の周りにつく脂肪は、皮下脂肪(つまめる脂肪)と内臓脂肪(つまめない脂肪)があります。
男性は特に内臓脂肪がつきやすいとわれています。お腹周りが前にせり出している方を見かけることがありますが、もしかしたら、内臓脂肪がたくさんついているのかもしれません。
この内臓脂肪は、全身運動で落としやすい脂肪でもあります。
食事のことも関係しますが、お腹をひきしめるためには、全身運動で脂肪を減らしながら、腹筋運動を行うことが理想的です。
食べ物がおいしい秋に向けて、コツコツ腹筋しませんか。