快適に動ける体づくりのお手伝いをする、平田智子です。
さて今夜もたくさん召し上がられましたか。前回お伝えした腸トレーニング。今回は続きです。
食べたら排泄となるのですが、排便時のいきむ力を腹筋が助けています。直腸まで下がってきた便をスムーズに排泄できるよう、便がとどこおるのを防ぐためには腹筋を鍛えておくことが大切です。
いつも行っているお腹ひきしめ運動。実はそれがお役にたつのです。今回はあおむけで行います。
仰向けになり両膝をたてる
骨盤は床と水平になるようにする
両手を頭の後ろにおき、息を吸い、吐きながら頭を持ち上げる
この時は首を長く保つように頭を持ち上げ、おへそから下腹の方をみる、腰は床を押すようにする
息を吸いながら戻す
2〜3回して慣れてきたら、頭を持ち上げる時はお腹をえぐるようにへこませていく(肩甲骨が浮くぐらいのところまで上げる)そうすることで下腹の方にも意識がいきやすくなります。
一見、オーソドックスな腹筋運動ですが、持ち上げるのに4秒、戻るのに4秒程かけるという具合に勢いよくぜずゆっくり行うことで、意識はお腹に集中しやすくより効果が期待できます。
腹筋を鍛えることでお腹も引きしまると共にスムーズな排便につながるとは、一石二鳥ですね。
〈参考引用 えがお手帖/大塚製薬〉